★序
今回はレポートを書く予定はまったく無かった。つもりもまったく無かった。考えても
いなかった。
しかし、レポートの話があがったとたんなんだか忘れないうちに書かなければいけない
衝動にかられてしまった・・・なぜだろう〜???
とりあえず、がーーーっと書く。記憶違いもたくさんあるかもしれないがそれはそれ、
とにかく自分のために書く。ほとんどストーリー追いみたいな感じになりそう。
思いこみ、かなりの偏り(いかに自分が一部しか見ていなかったかを証明するかの
ような・・・)私情もたくさん入るようになると思われるが、それは勘弁願いたい。
15日。忍者エール初日だ。雨だった。仕事だった。でも朝からなんだかもう気持ちが
落ち着かなくて、気もそぞろ。お昼休みに差し入れを選んだり、お店に取りに行ったり
まったくもって忙しい一日だった。終業時間ぴったりに帰っても絶対遅刻になってしまう
時間帯なのにもかかわらず、終業15分前ころにトラブル発生。かなりあせった・・・。
しかし、なんとか会社を出ることができ、おまけに雨の中大荷物を抱えながら思いっきり
走る走る・・・。通常では出ないパワーを自分に感じつつ周りの人に「何?この人〜
すんごい迷惑〜」くらい思われたかもしれない。周りの皆様すみませんでした〜。
(ってここであやまってもしょうがないのですが) が心はすでに「芸術劇場」。
なんとか間に合い、(いや芸術劇場は駅から近くていいよホント(^_^;))パンフレットと
忍者カードを二袋購入。友人達と見た忍者オレンジのパンフの写真ったら・・・。
「どうよこれ?」大五郎のようなテッペンちょんちょこりんに派手なお花の髪飾りにあの
おもしろ顔!!!しかしそれがむっちゃかわいい。その時点で忍者オレンジNAOちゃん
の今回の役どころをほぼ理解し、期待しつつ観劇に入ったのでした。
★前説
席につくと黒子の前説。この日は忍者オレンジではなかったけど、その後16日の
15:00(見てないのー(T_T))と千秋楽では忍者オレンジの黒子さん。
またまた黒子なナオちゃんもかっこいい!!なのでした。携帯、PHSの電源への注意と
ともに、忍者ステッキや、変身忍者ベルトの電源も・・・などというどこぞで聞いた
ようなパクリグッズへの注意などもされてました。(「劇場の外やどこへ行っても売って
ません」の解説付でしたが)
★オープニング
ひゅ〜〜という暗闇からの風の音・・・。これまたどこぞで・・・。となにかを彷彿させる
始まりでした。「みなさんは忍者を御存知でしょうか・・・」のナレーションから、3人の
黒(紺?)装束の忍者達が現れてお話しは始まる・・・。
その後、いかにも(あれは笛の音だったのでしょうか?)という音楽と供に3人の忍者が
登場。暗い中でも出てきてスタンバイしているシルエットで忍者オレンジがそこにいる
ことが判明・・・。のっけから出てきてくれてすごーーーーく嬉しい。
一緒に登場はレッド隊長as妃香里さんと忍者ピンクas花雅里さん。
このとってもおいしい3人のダンスがさらに私を興奮させた。そして、この時点で、3人の
ダンスが振りは同じなのにまったく違うものに見えることに気づいた・・・。
それぞれのダンスの特徴が・・・。これは今後もずーっとなのですが、そう言った意味でも
楽しめました。そして、気づいたら他の四人の忍者たちも居て(あーすみませんいつごろ
出てきたのかも余り覚えていません)ダンスは終わり。
★修行風景
レッド隊長の「うぃーっす」(ここはドリフ調)から始まり「ここは忍者村です!!
だれがなんと言おうと忍者村です!!」となぜか強調っていうかとりあえず〜客席の
みなさんもそう思ってね〜ということだったのでしょうか。
そう7色忍者さん達は忍者村のアトラクションでバイトをしている本物の忍者さんたち
なのでした。
それぞれ自己紹介。忍者オレンジさんは1,2日目(ホントの台詞と思われる)は
「末っ子忍者!忍者オレンジ!」千秋楽は・・・なんだったっけー?違うこと言って
ました。「あっちがーう」と思ったことしか・・・覚えてない。情けない・・・。
そっかー末っ子なんだー。いっつもお兄ちゃん(女だってーの)係やってるからなんか
新鮮でいいなーって。
レッド隊長の「体はでかいがノミの心臓皆のリーダー忍者レッド」はひゅーひゅーって
感じだし〜。ピンク花雅里さんの「エレガンスエンドエクセレント忍者ピンク!」も
むちゃくちゃ色っぽくて好き〜。ブルーさんの「まじめだけが取柄忍者ブルーです」は
亜美ちゃん入っているような気がして、キャラクター的にもどうやらそのようだし、
なかなかお気に入り!
そして皆はスーパー忍者になるために修行しているわけなんですけど、なんでスーパー
忍者にならなければならないんですか!と詰め寄られたレッド隊長。うーんと困っちゃっ
て「だってほら!スーパー(マーケットのこと)忍者じゃ売れないだろうし」
そこですかさずオレンジさんずずっと前に出て「そんなことないですよ〜。オレの目を
みろ〜!!いらっしゃいませ〜いらっしゃいませ〜スーパー忍者本日すべて半額でござい
ま〜す(千秋楽はただ!)」とあたまぐ〜るぐ〜る目はどっかいっちゃってましたねー。
「あ〜なんだか売れそうな気がしてきた」って隊長のお墨付き。(なんかへん?)
やっぱそこまでやるオレンジさんてばおもしろすぎーーー。
そして「忍者とは!」で7人さっとかがんで並ぶ・・・ ・・・ ・・・ シ〜ン。
「こういうときは!ほれ言う人決まってるでしょ。リーダーが言う」の突っ込みに
レッド隊長「あっそっか」もう一度「忍者とは!!」レッド隊長「えー忍者とはなんたら
かんたらで現代の民主主義の世の中においてはなんたらかんたら・・・」講釈たれ始め
その長さに皆の白い目が〜。
も一度気を取りなおして「忍者とは!!!!」隊長困っちゃって「え〜〜〜〜っと現代に
おいで忍者はひつようありませんっ!!」開き直り! と上からたらいが・・・がーーー
ーんとホントにがーん!!って良い音するし。へこむし(爆)
オレンジさん「ここにほら(立ち位置マーク示して)た・ら・いって書いてある〜」と
お約束をばらしちゃうし〜。(言わなくてもばればれなんですけど)
千秋楽バージョンは「忍者とは!」「刀に心と書く!」(ホントは刃なんですけど〜)と
開き直りっ。そしてたらい。これもやっぱりあくまでもドリフちっく。
ギャグてんこ盛の忍者さん達!なんて素敵♪
そして、歌姫むらさき忍者さんの仕切りによる忍者の修行の紹介。
客席後ろからセンター通路をトイレットペパーを頭にのせて速く走る修行。
オレンジさんてば「みどり忍者早く行ってよ〜遅いよ〜」と言ってみたり、千秋楽では
トイレットペパー取れちゃったまま走ってきた。
どんなときにもどんな格好でも食事できるようにする修行ではなぜか「ちくわ」を
食べ・・・。中にバナナが入っていた回もあり、口にした瞬間そのバナナがぴゅっ!て
飛ぶところ客席からも良く見えました「バナナ入ってるーーー」ってまずそーな顔。
むらさきさんからの「オレンジ!もう汚いからちゃんと片付けてね」という注意付。
「はい!!」って素直なオレンジさんなのでした。ちくわにバナナってどんななの
でしょう〜。ちょっと興味あるけど想像したくなーい。
手裏剣修行の風船割れるときにおちゃめに怖そうにぎゅっ!っと目をつぶってる顔と、
神(紙?)隠しの術のティッシュポイポイしているときの頑張ってるぞーのぎゅっ!
っと目をつぶって、お口をいーーーって顔どっちもかわいすぎー!!!大好きです。
ナオマークそのもののような目でしたねー。
そしておりこうな7人の忍者さん達は自分達でちゃんとお片づけするのでした。
★殿はだれだ!
そんなこんなでレッド隊長客席に向かって「さぁこの修行やってみたい方〜」おいおい
そーゆー舞台なの〜?と思った瞬間オープニングに出た3人の忍者さん達が「ちくり忍者」
と名乗り、『殿の持っている忍者カードに7人の手を合わせると手裏剣が現れる。それを
もっている人こそ「殿」であり、忍者達はその「殿」を守らねばならぬという』ちくわさま
のお告げを7色忍者さん達に告げに・・・。
ちくり忍者登場の瞬間7色忍者さん達は「お客さんを守れーーーー」とステージの下に
下りるのですが、千秋楽に急にこれなくなった友人から最前列のセンターの席を譲り受けて
いた幸福な私の目の前はレッド隊長のそれはそれはりりしいお背中が〜。そしてちょっと
右手には忍者オレンジNAOちゃんが〜お客サンのおひざの上におすわりになって守って
いたのでありました〜。(話題の・・・笑)あ〜もうちょっとずれていれば〜と密かに
思ったのは言うまでも有りませんね。いやレッド隊長のお背中もすてがたいか。
以前「100%きゃいーん」(?)に出ていたちくり忍者が約一名。おろされちゃった
ことをレッド隊長とオレンジさんに指摘され、ひがみっぽく「いーよなー春夏冬ミュー
ジカルに出てる人はさー。(客席受けた!!)ちくしょー2年以内にぜーったいセーラー
ムーン出てやる!」(客席さらに受け!!←ってことはほとんどの人がせらみゅ体験者?
まぁ分かるけど)
そしてお告げ通り殿をさがすため、忍者カードを持っている客席の人を探す忍者さん達。
忍者オレンジはどうやら、手を合わせてみる人を決める係のようで、「隊長―――!!!
あっちに小さい女の子がいます!」とか〜「この人どうですかね」とか〜楽日は御自分の
お姉様まで御指名しちゃって(お約束?)おもしろいったら。隊長の反応もまた日替わり
回替わりでおもしろいったら・・・。合言葉は平坦な言いまわしと「ひゅぅぅ〜〜」
ですかね。(笑)
そして小さい男の子の持っている忍者カードに手裏剣が現れる。みどり忍者に肩車
(楽日はお姫様だっこ♪)され、ステージに連れて行かれる「殿」に向かって「ほんっと
ちっちゃいなー」ののたまうオレンジさん。これはやっぱりアドリブでしょうかね。
その殿に色々ちょっかいだしたり楽しませてあげる役どころはやはり末っ子オレンジさん。
「殿」にやさしく話しかけてお話しを進めるのがピンクお姉さん。オレンジさんは本当は
レッド隊長のように(かっこよくってこと)なりたいんだけど、何を間違えたかちょっと
黄色はいっちゃってギャグっぽくなったらしいです。色もだからオレンジ?オレンジな
だけに「オレ」を連発「でもホントは女」でくねくね色っぽいポーズを取る忍者オレンジ。
でも今は色っぽくないんだ。お楽しみは後ででてくるんだもんねー。
で、殿はリコーダーで高い「ソ」が出せないことが悩みらしい。とりあえず、これを解決
させてあげねば・・・。と色々言ってみるけどなんだかどれもダメ。
そこでエレガンスお姉さま忍者ピンクさんが「殿には夢がありますか?」と聞くと、突然
くるくる回り出して踊り出す「殿」。回り出したときには客席から思わず「おぉぉ〜〜〜」
の声があちこちに・・・。もうちっちゃいくせにすごいうまいんだ。これがまた。
でもねーその踊りだけで殿の夢が分かっちゃうピンクさんも相当すごいです〜!(笑)
そしてピンクさんのソロから始まり、7色忍者皆で殿を励ますように歌う。そのとき
オレンジさんは殿と一緒にリコーダーを吹いてあげて上手に促してあげる役・・・・。
とうとう殿は「ソ」の音がだせた〜!
忍者さん達みんなで殿を囲んで大喜び!舞台は暗転
★和太鼓
そしてなぜか殿がリコーダーを持って真中に座り、和太鼓を皆で・・・。
JACの関係でやっぱりはずせない?太鼓。
女の人ばかりなのに(ホントか?きゃーおこられちゃう〜)これ迫力万点!!
すごく良かったです。オレンジナオちゃんのバチさばきの凛々しいことと言ったら!!
でもちょっとだけ必死入ってた?ここはもうやっぱりJACの方々さまになってます。
一曲(っていうのでしょうか?)が終わって二曲目(あるとは思わなかったけど)の体を
左右に振りながら「タンタン(ここためて〜)ッタカタン!!」ってリズムのところ
とっても好きです。忍者さん達もそこが一番ノリノリで楽しそうに見えましたねー。
ところが・・・太鼓の演奏がおわった時に2枚目の手裏剣が殿の前に現れて、忍者さん
達はそれに気づかなかったけど・・・そしたら殿が急に逃げ出した・・・。
さぁそこからが忍者さん達の「殿」さがしの始まりなのでした。
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